2014年06月29日
タックの１本入ったスラックス
タイトなスーツに合わせられるパンツは、やはり細身のパンツのため、
そのパンツのタックはというと、ノータックパンツ（タックなし）パンツという
ことになります。
そのために、オーダーでも人気なのがストレッチ性のある生地ということに
なるのですが、昔から楽に着たい、腰まわりにゆとりを持たせたいという、
どちらかというとご年配の方や、座ってお仕事をする方を中心のお好み
傾向からは、タック入りパンツをおススメすることが多いです。
このタックと言われるヒダを、パンツの前部に入れておくことで、
モモ巾で５～１ｃｍ程度は太く、ヒップまわりで、３ｃｍ程度は、
ゆったりサイズのパンツオーダー。。
特に夏シーズンには、あまりピタピタなタイトパンツよりは、
すこし余裕があるぐらいのほうが、通気も良く、涼しい
クールビズパンツということになるのだと思います。。
タックの入れ方には、外向きにヒダが付く外ヒダと、その逆の
内側にヒダが付く内ヒダとがあり、サンプルはタックが外側に
向いた外ヒダのデザイン。
ポケットは斜めポケットが付けられていますが、角度が大きく
４５度となるバイアスポケット。これもなかなか特徴的です。
オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2014年06月22日
スラックスの補助ループ
この補助ループというものは、オーダーでお仕立ていただくスラックス限定
に付けられているもので、既製パンツにはほとんど見ることがありません。
また、オーダースラックスでも、ウエスト寸法の細い人には、付けられる
ことがなく、太めの体型の人に標準で付けられるもの。
その理由は、細いウエスト寸法の人に、プラス１ループとなる補助ループを
付けると、ループの総本数が多くなりすぎてしまうため。
この補助ループというものは、パンツ着用時の左前身に付けられるもので、
チャックのある前立てより４～５ｃｍ左側に付けられます。
この位置にループが付いていると、ベルトのバックルがパンツ着用時、
左右に動きすぎることを抑えてくれるので、便利という反面、
おじさん臭いディテールということで、若いオーダーご愛好者には
案外不評のディテールだったりもします。
ただ、機能的にはとても便利。
この補助ループは標準仕様となるオプションとなるため、
もちろん無料で、細めの方でも、補助ループ必須など、
ご指定いただくことで、対応させていただいております。
オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2014年06月15日
スラックスの股ずれ防止
太ももが太かったり、自転車に乗る方の中には、スラックスの太もも
内側部分が、擦れて薄くなってしまい、履けなくなくなってしまう・・
というご苦労をされている方がとても多いように思います。
そんな方におススメなのが、このパンツのモモ部分を裏側から
補強する「股ずれ防止布」とか「尻シック」と言われるもので、
Pitty Savile Rowのオーダースラックスには標準仕様で、
付けられているものですが、より大きく・広い部分を、
この布でカバーしたい方には、大きめ尻シックというオプションで
対応させていただいております。
お客様の中には、もっと丈夫な布で・・ということから、この「股ズレ防止布」
を二重に取り付けたり、パンツと共生地を使ったりなど、オーダーパンツは、
多くのご希望にも対応させていただけますよ。。
スラックスと共生地で取替え可能な外はめ式の「股ズレ防止布」という
オプションもあり、これは、自転車競技用パンツのように、内股部分に、
スラックスの表生地を重ねてはめこんで縫ってしまいます。
わかりづらいようには作るのですが、はめ込んだ縫いあとは、
良く見るとわかってしまうのですが、強力です。
オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/
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2014年06月08日
パンツの内ポケット｜ドルポケット
スーツには多くの機能的な内ポケットが用意されており、
中にはほとんど使わない、昔の名残のようなものもありますが、
やはりあると何かのときに便利です。
このドルポケットはパンツの腰帯裏部分に作られるもので、
紙幣を入れるのに便利なようにできており、
使い道は、長期に旅行等外出される際、万一に備えて
所持金の一部を、このドルポケットに小分けにして、
隠しておくためのもの。
このドルポケットに入れておけるものは、紙幣のみに
限らないので、ご出張時のなくせないチケットや、
忘れてはいけないメモ書きなど、しのばせて置くなど
にも利用できるかも知れません。
標準のドルポケットの袋布の口巾は、開いたままに
なっていますが、中身が飛び出してしまわないよう、
釦止めや、チャック止めという、調整にもご対応
させていただけます。
オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/
オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2014年06月01日
袖本開きのように見せる袖先の半額縁仕立て
オーダースーツのオプションとして、人気のあるのが袖を本開きと言われる
実際に釦止めとできるようにするデザイン。
この袖本開きには「ドクタースタイル」というかっこ良い俗称が付けられており、
その由来は、腕まくりなどをして作業をするお医者さんのイメージから、
袖釦止めが浮かぶのだと思います。
この半額縁仕立ては、実際には釦穴がないために、釦止めができるようには
作られていないのですが、切羽があり、袖先に額縁仕立てとなる切れ込みが
あるため、ぱっと見て本開きのように見えるというのがコンセプトのオーダーオプション。
袖釦を開けることはないので、本開きとはする必要はないが、その本格オーダーらしい
本切羽の雰囲気は取り入れたいという方におススメ。。
オプション料も、袖本開きが＋￥3150に対して、＋￥1050とおさえめです。。
袖先は半額縁としておいて、釦に費用をまわしたいや、切羽に色糸指定を
するなど、オーダーメイドのひとつの選択肢としてのご利用価値も広いです。。
オーダースーツを静岡で仕立てるなら
