2014年05月25日

ジャケットの価値を高める本水牛ボタン

リアルホーン釦・本水牛ボタン

お仕事用に着る同じネイビー、グレイのスーツでも、
釦を替えるだけで、ぐっとそのスーツ、ジャケットの価値を高めることが
できる、オーダーデザイン、オーダーオプションがあります。。

その一番めに上げることができるのは、やはり本水牛ボタンといわれる、
水牛の角から削って作られた天然釦。
単純にその高そうな質感が魅力的に目をひきます。
かっこ良く言ってしまうと、リアルホーン釦などという場合もあります。

安価な練り釦と違い、割れてしまったりということがありませんので、
一度スーツにセットされたものをご購入いただくと、それを取り外したり
などして、別のスーツやジャケットにというご利用方法も^^

Pitty Savile Rowでは、いくつかの本水牛ボタンをご用意させていただいて
おりますが、上記サンプル絵はカスタムラインでお選びいただくことができる
本水牛ボタンで、表示されている価格¥2625~¥3150は、ジャケットの
フロント釦数や、袖釦数に関係なく、1セットの価格となります。。

本水牛ボタンは基本的に茶系統の濃淡の色合いになるため、
ビジネス標準のネイビー、グレイとの相性も抜群ですし、
もちろん、ツイードや夏ならコットン、リネンのジャケットの
見た目もぐっと映えるものとしてくれること間違いなしです。。



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2014年05月18日

ジャケットの胴裏地と袖裏地

ジャケットの胴裏地と袖裏地

スーツをオーダーする際の楽しみのひとつは、ジャケットの表生地に合わせて
裏地を選べるというところでしょうか。。
裏地の素材には、標準仕様のポリエステル裏地のほか、コットンの再生繊維で
作られる光沢感、すべり感の良いキュプラ裏地。
また夏シーズンにおススメの極薄裏地というもののほか、編みめ・メッシュ状
となった裏地もご選択可。

Pitty Savile Rowでお仕立ていただくことができるメンズで3つの縫製ライン、
レディースで1つの縫製ラインでも若干の差がありますが、基本的には、
ジャケットの胴裏地とベストの裏地とは同じもの、袖裏地は縞柄の裏地
だったり、胴裏地と共生地だったり。
この袖裏地を胴裏地と同じ裏地で付けることを「袖裏共取り」といって、
袖先仕立てを釦止めとなる本開きとした場合などに、ちらりと見える
袖裏地の効果を狙って、同じ色柄で合わせたり、また異なった色柄を
指定したりというご指定をお楽しみいただけます。

特に夏シーズンには、メッシュ裏地や極薄の裏地を、ジャケット胴裏地にもつけ、
袖裏地にも使用することで、より涼しげなオーダーアイテムをお仕立て
いただけますよ。。

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2014年05月11日

ジャケットのゴージライン

ゴージライン

普通にスーツを購入されている方には、あまりなじみがなく、
また、気がつかないで購入されている方も多いとおもうのですが、
ジャケット全体の雰囲気を決める重要な部分としてゴージラインという
ものがあります。
このゴージラインは、上衿と下衿の間に斜めにある切替線で、
下衿(ラペル)は前身頃とつながっており、上衿(カラー)は、
別に取り付ける縫製となるため、チェスターコートやスポーティカジュアルな
ジャケットに見ることがある、上衿を別生地で仕立てたジャケットというのも、
このゴージラインという切替線から上にある、上衿(カラー)を取り替えています。

現在のオーダースーツ事情では、このゴージラインの高さは基本的に、
クラシコスーツ、ブリティッシュスーツ、アメトラスーツなどのジャケット
シルエットによって、標準的な位置が決められており、これを変更する
ことは、難しいのですが、ひとつの目安としてご確認いただいたり、
一部の縫製ラインによって対応させていただくことができる、段階的な
ゴージラインの高さ変化や、ビスポークオーダー的なサンプルスーツからの
ご指定(コピー)というオーダー方法の選択肢もございます。

現在ビジネススーツ標準となる、クラシコスーツやブリティッシュスーツは、
比較的高め、これに比べて、ショート丈でタイトめなシルエットのスーツは、
若干低めなゴージラインとなっています。

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2014年05月04日

ジャケットのフロントカットをセミスクエアに

ジャケットフロントカット・セミスクエア

おそらくお手持ちのジャケットのフロントカットと言われる前カットを
ひとつづつ見比べていただくと、微妙に異なるデザインとされている
のに気が付かれるのではないかと思います。

ブリティッシュスーツには特徴的な、カッタウェイフロント、
ダブルスーツには直角のフロントカットとなるダブルカット
(スクエアカット)、縦長のシルエットがお好みなら、
この前開きの量が少なめのジャケットをお選びになっている
かも知れません。

フロントカット・セミスクエアはオーダーならではのフロントカットで、
ダブルスーツ標準の前カットの裾部分を斜めに少しだけ
切り落としたようなデザインとなっています。
ビジネススーツやカジュアルジャケットなどのシングル2釦ジャケットや
シングル3釦ジャケットなどのフロントカットとして、
お選びいただくことができます。
特にスタイルは限定されませんが、コンポラ的な主張の強い
スーツスタイルにおススメなフロントカットです。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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