2015年05月31日

盛夏用にジャケット裏地をメッシュで仕立てる

盛夏用にジャケット裏地をメッシュで仕立てる

夏に着用するジャケットをできるだけ快適にお仕立ていただく
ためには、夏向きと言われるリネンや、薄手なコットン、
レーシーなウール素材や、特殊効果を加えた清涼素材などを
お選びいただくほか、裏地にメッシュをお選びいただくことで、
その効果はより一層、涼しく夏向きスーツ、ジャケットに。。

メッシュ素材の裏地は通気が良いので、湿気を衣服の外に逃がしてくれ、
気化熱を奪う冷却効果、通気そのものの涼しさも盛夏専用の裏地として
おススメです。。
※見た目の涼しさ、軽さもあるので、3シーズン用など長い間ご着用
を予定しているスーツ、ジャケットには、夏の涼しさをご希望でも、
標準裏地をお選びいただくと良いと思います。

また、このメッシュ裏地を袖裏地にもご利用いただくことで、
より涼しいジャケットにしていただくことができますよ^^



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2015年05月24日

肩先の丸いドロップショルダー

肩先の丸いドロップショルダー

アメリカントラディショナルモデルのスーツの肩先としておなじみな
ドロップショルダーは、通常のジャケットの肩点よりも少し落とした
位置から袖が付けられているため、丸みをおび、バストまわりに
ゆとりを持たせたアメトラジャケットの特徴的な肩線として、
動きやすく着ていて楽なシルエットを作っています。

もともとは、胸ダーツを付けずに胴まわり寸法もゆったりと
したデザインで作るボックススタイル、寸胴なジャケットモデル
なのですが、あえて細身なシルエットで仕立てることが
できるのもオーダースーツならでは。

専用の肩パッドとタレ綿で構築される丸みのある肩先は、
細身で作られたジャケットの機能性を補ってくれる
動きやすいショルダーライン。。

アメトラモデルでもジャケットのフロントダーツを付けることが
できるので、胴回りを絞り気味にというオーダーにもご対応
させていただけます^^



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2015年05月17日

ジャケットのベントを浅くする

ジャケットのベントを浅くする

オーダースーツでは多くの寸法的な部分を、お好みの、または
体型にあった寸法に調整してお仕立てさせていただくことが
できるんですよ。。

たとえば、オーダー初心者の方でも比較的手軽に寸法指定
することができ、オーダーらしさをお楽しみいただくことが
できる部分。既製スーツでは調整することができず、初めから
部分的寸法まで指定することができるオーダーならではの
寸法ご指定部位に、ベントの深さがあります。
通常このベントの深さは、ジャケットの着丈寸法の3分の1程度と
決められており、長くオーダースーツをご利用いただいている
方の中にも、ご指定いただくことができることをご存じでない
方も多くいらっしゃると思うのですが、通常寸法より深め、浅めや、
正確に何cmとの寸法指定にもご対応可。
タイトなスーツの場合には、ベントが開きすぎる傾向があるので、
サイドベンツであまり開きすぎないように、浅めのベントとするなど、
効果的です^^



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2015年05月10日

タイトで衿巾の細いスーツモデル

タイトで衿巾の細いスーツモデル

ジャケットのシルエットには、たとえばビジネススーツでご着用
いただくことが多いブリティッシュや、クラシコスーツのほか、
相変わらず根強い人気のあるアメリカントラディショナルモデルや、
オーソドックスなスーツスタイルとなるいわゆるレギュラースーツなど。

それぞれに特徴的な寸法、デザインなどをもったジャケットモデルと
なるのですが、タイトスーツもそのひとつ。
オーダースーツで標準的に採寸される寸法からしても、肩巾で2cm程度、
胴まわりで2~3cm、合わせて着丈も短めにというのが傾向で、
一般的なジャケット着丈から5cm程度短くして仕立てることが
多いです。

肩巾も狭め、胴まわりも細めのシルエットとなるため、
衿巾も狭いものがバランスが良く、細い衿巾が
標準セットされることになります。

広い衿巾のワイドラペルに対して、細い衿巾は
ナローラペルと呼ばれます。



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Posted by pitty  at 06:44Comments(0)静岡のオーダースーツ

2015年05月03日

スラックスのベルト通し部分の帯の作り方

スラックスのベルト通し部分の帯の作り方

スラックスのベルト通し部分には、「帯」と言われる、スラックス身頃
と同じ生地を3.5cm巾程度の長さで切り替えて作られる
部分があり、この前開きに突起した「持ち出し」を付け、釦止め
としたデザインの作り方をオーダースラックスではご指定いただく
ことができます。
一般に「持ち出し付き」と言われるもので、これは、その「持ち出し」
の先が剣型となったデザインのもの。

本来は、ループなし(ベルト通しなし)のベルトレススラックスの
腰まわりのフィット感を高めるために付けられる長めの帯。
サスペンダー釦と併用されることも多い機能的なパンツデザイン
なのですが、オーダースラックスらしいデザインのひとつとして、
お選びいただく方も多いです。。

ベルトレスで履く、スポーティーなノータックパンツに向いた
帯の作り方。



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