2017年12月23日
ハリスツイードで仕立てる暖かパンツ

寒くなりはじめると、急な寒さがやってくる最近の秋冬シーズン。
早起きの店長は、朝のゴミ出しの寒さを実感してしまっています。
ゴミ出し用のパンツなどといってしまうのには、ぜいたくな
パンツなのですが、このハリスツイードで仕立てたパンツは、
とにかくとても暖か。
履いた瞬間に、じんわり伝わってくる暖かさというのでしょうか、
なんとなく生地厚な安心感。。
また、このハリスツイード生地ご使用パンツは、
寒がりな方におすすめなアイテムというだけでなく、
ハリスツイード生地に使われている素朴なヘリンボーンや
チェック柄、ガンクラブチェックといった生地柄、
そのファッション性もとても優れたもの。
ジャケットにお仕立てをさせていただくことが多いハリスツイードですが、
その昔には、ハンティングやゴルフなどスポーツ用素材として
使われていた丈夫な生地。
とても存在感のある生地なので、このハリスツイードパンツを
中心にその日のファッションをコーディネートしていくというのが、
良いかもしれません^^

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2016年12月14日
ベルトよりも先に生まれていたサスペンダーでクラシックに!
今ではスラックスにベルトを締める事は当たり前に
なっていますが、それは20世紀に入ってからなんですよ。。
19世紀まではベルトは無くサスペンダーのみ。
スラックスには必ずサスペンダー釦が付いていました。
当時はサスペンダー釦の位置や個数などは様々だったようで、
そこに個性やおしゃれへのこだわりが出たんでしょうね^^
そして20世紀に入って、労働者のズボンにベルト通し
というモノが考案されると、その便利さに上流階級の
人たちにも次第に取り入れられるようになり、
徐々にサスペンダーからベルトが主流になっていきました。
日本では別名吊りバンド、英国ではブレーシーズ、
フランスではブレテルと呼ぶそうです。
映画に出てくるような崩したサスペンダースタイルの
雰囲気はクラシックで非常に男心をくすぐりますよね。
現在のようなスーツスタイルは、1930年代の英国で
完成されたと言われていますが、当時はサスペンダーとベストと帽子。
これが男にとっての紳士としての必須アイテムなのでした。。

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2016年03月20日
ベルト無しでスラックスを履く
ベルトループがなく、ベルトを使わずに履く
スラックスをベルトレス・スラックスと呼ぶ。
ベルトでスラックスの位置を保つ代わりに、
帯持ち出しと言う前側の帯を5cm程度出して釦で留めます。
ベルトをしない分、それだけ腰やお腹の辺りが
スッキリに見えて、ベルトの重さも無いので軽快感が違いますね。
持出しの先端部分が四角であったり三角形だったり、
デザインが2種類あります。
その他にも脇部分に尾錠、帯の後ろ部分に尾錠を
付けたりと、ベルトが無くても固定出来るデザインが幾つかあるのです。
ビジネススーツでベルトレス仕様というのはあまり見かける事はないですが、
帯持ち出し付きや剣型はデザイン性が高くお洒落、
更にベルトと二重に固定する事でフィット感が増します。

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2016年03月16日
オーダースラックスで腰裏の仕様まで拘る
スラックスの腰裏仕様を気にした事はありますでしょうか?
腰裏部分にはいくつかのデザイン・種類があって「マーベルト」が通常の仕様なのです。
ゴムの部分が滑り止めになっていて、シャツ等の裾が
スラックスから出てくるのを防ぐ働きがあり、
更に表地の補強や汗を吸う役割を果たしてくれます。
昔のオーダーではシマスレーキの腰裏が普通でした。
縞模様の綿などの薄い光沢の布が付けられていて、
滑り止めのゴムはありませんが、オーダーだなと分かるデザインでもありました。
クラシックな仕様のスーツにはシマスレーキの腰裏がピッタリ。
春夏であれば、スラックスの腰裏や袋布などを軽量化や
通気性の良い素材に変更するも良いですし
秋冬であれば、そういった付属類を温かみのある素材に
変更するも良し。
そして色柄を変えるなんて事も、ポケットをスーツ地を
同系色にすると、ポケットの中が見えてもお洒落。
見えない部分に拘る事が出来るのがオーダーの良さである!

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2016年01月28日
オーダースラックスに時計ポケットを付ける
シンプルなスラックスにオーダーらしさを出せる
時計ポケットはお洒落で機能的。
脇ポケットに沿っていたり、帯の下にヨコギリだったり、
デザイン性が高いのは雲フタが付いているポケット。
昔は腕時計よりも懐中時計の方が主に使われて
いたので、その名残のデザインなのです。
是非、時計好きの方には付けて頂きたいディテールなんです。
コインを入れたりライターを入れたり、と自分の好みに
合わせて機能的に使えるお洒落なポケット。
懐中時計は薩摩藩主が西郷隆盛にロンジンの
金の懐中時計を贈ったり、歴史上の有名人も愛用していました。
当時は和服だったので、帯と和服の間にチェーンを挟み、
懐中時計を垂らして使っていました。
ちなみに、1879年に大野徳三郎という方が、
日本で初めて懐中時計を作ったと言われているそうです。

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2015年10月06日
スラックスの傷みを防ぐ為のディテール

ジャケットやスラックスいつの間にか傷んでいた、
という事はありませんか?
スーツの劣化はある程度は仕方ないのですが、
それを防ぐデザインが幾つかあるのです。
スラックスの裾の後ろと靴が擦れ消耗を防ぐ為の
補強用の布が、靴ズレ防止布です。
海外では靴ズレ防止の意味合いが強いのですが、
日本においては座敷においての擦れ防止の意味もあるのです。
オーダースラックスでは生地の耳(生地の名前などが
刺繍された部分)で作られる事が多く、
それがオーダーらしさを醸し出している。
さらに、スラックスを補修する際に直し屋さんが
同じ生地を見つけやすくなります。

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2015年08月17日
スラックスのダブル幅に拘る
スラックスのダブルは、雨の日のイギリスで行われた
結婚式で生まれたと言われています。
お洒落で有名な英国紳士が、スラックスの裾が
雨で濡れ汚れるのを避ける為に、裾を折り返したそうです。
その紳士は、慌てて会場に入ったため、裾を元に戻すのを
忘れてしまったそうです。
その姿を見た米国紳士達は、新しいファッションだと
勘違いして真似するようになり広まったそうです。
英国紳士は、どの程度のダブル巾・カブラ巾で
折り返したのか、気になる所であります。
こうして生まれたのがダブルのスラックスです。
ダブルのスラックスは短く折り返した方が、
長く折り返すよりも、足が長く見えます。
4cmの折り返しが一般的だと思いますが、
それより細くしたり太くしたりする事で
スラック全体の印象や見栄えが変わって見えるでしょう。
スラックス裾周りは全体像を決める重要な箇所だと思います。
ちなみに、2回折り返した状態をダブルカブラと言い
スラックスの丈不足でダブルに出来ない場合に内側の
折り幅をダブルに見せかける偽カブラと呼んでいます。

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2015年07月26日
スラックスの前立てを釦止めにしてみる
スラックスをオーダーする際にどんな事を気にしていますか?
ポケットの形、裾シングルかダブルか、ベルトレスにして
持ち出しを付ける等など
スラックスの前立て部分をファスナーではなく、
ボタンで開け閉め出来るようにする仕様もお洒落ですね。
デニムなどカジュアルスラックスに多く用いられるので、
カジュアル感やビンテージ感を出して楽しみたい方におススメです。
ファスナーが主流で、こちらに慣れた方は始め煩わしさを
感じるかもしれませんが、見えない所のお洒落は格好良い。
ファスナーは上から下まで閉めるので下腹部が「きっちり」としますが
釦止めの場合は数箇所を釦で止めるだけなので生地が
張らずに「ゆとり」が出来て多少の緩さを確保する事が出来ます。
釦止めにする事で釦間隔分だけ「ゆとり」があるので多少緩さが出ます。
それによって、フロント部分のシルエットが綺麗に見えます。
前立ては履いたり脱いだりするのでスラックスで、1番消耗が激しい所。
この前立ての裏を丈夫で滑りにくくする麻素材で作る方法もあるんですよ。
丈夫で滑りにくいので摩擦が多い部分に使用するとスラックスを
永く履く事が出来るでしょう。
ちなみに、ジーンズ発明されたのが1870年代、ファスナーは
1891年なので初期のジーンズは全て釦止めだったんですよ。

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2015年07月12日
スラックスのタック量(深さ)変更で太さ調整
暑い日に長時間外に出て歩いたりするとスラックスの中が蒸れてきますよね
タック有り無しによって差はあると思いますが
タックというのはスラックスの前側にあるヒダの事です
ノータックはウエスト部分にヒダがないので
スッキリとしてシャープな印象を与えます。
タックがあるとウエスト周りやヒップにゆとりが
出来るのでゆったり感があります。
そしてドレープ感、エレガントさを引き出すので
パーティ用や大事な場面ではワンタックが理想的とされてます。
見た目をスマートに若々しく見せたいのであればノータック
エレガントさ余裕を見せたい方はタック入りのスラックス
といった感じでしょうか。
近頃のスリムフィット化に伴って既製品の場合は
ノータックかワンタックが多くなってきました 。
タックが履き心地や見栄えに与える影響は重要なモノ。
タックなしを好んでいる方はワンタックにしてみると
着心地が変わり タックありでもタック量を調節して
浅めにする事でタイトさを併せ持ったスラックスになるでしょう 。
時代を遡れば学生服のパンツにはフォータックなんて物もありましたね(笑)
本日の静岡は昨日までの大雨が嘘のような快晴で日が照っています。
そうです、こんな時はゆとりのあるタック入りスラックスが良いのでしょうね。
10年間で雪が観測された日が何日あったのか
ランキングで45位にランクインしてました 。
全国で3位の雪が降らない地域だったのです 。
静岡は比較的年中温かい地域なんですね

オーダースーツを静岡で仕立てるなら
2015年06月28日
オーダースラックスのヒザ裏で履き心地をアップ

スラックスの裏側を見てみると、オーダーで作られたもの
にはヒザ裏といわれる付属が付けられています。
オーダースラックスでは一般に標準仕様で付けられている
仕立て方ですが、この「ヒザ裏」があると、歩くときに基点となる
ヒザ位置の摩擦をふせぎ、すべりやすくしてくれるので、
動きやすく、履いていて楽なスラックスになります。
ヒザ裏といわれるのは、歩行時摩擦の多いヒザ位置までの
前身にのみ付けられているためで、これに対して、
前身、後ろ身ともに加えて、パンツの裾までの長さで
付けられているパンツ裏地のことはパンツ総裏。
ヒザが出てしまいがちな織りのあまい生地で仕立てる場合の
スラックスや、防寒用にご指定いただくことが多いパンツオプション
となります。

オーダースーツを静岡で仕立てるなら